食べ物で得た栄養素からカラダを動かすためのエネルギーがどう生み出されるのかを追ってみましょう。
栄養素がカラダの中でエネルギーに変わり、消費するまでのしくみを
といいます。
代謝にも種類があり、呼吸や内臓の動き、体温の維持などカラダの基本的な機能を維持するために必要な基礎代謝と歩いたり、走ったりカラダを実際に動かすために使われる活動代謝があり、そのほかにものを食べたときにエネルギーを消費する食事誘発性の熱産生もあります。
※基礎代謝
生命維持に必要なエネルギー代謝で、睡眠時代謝とも呼ばれます。基礎代謝量は年齢とともに低下します。
※食事誘発性の熱産生
食事をすると胃や腸などが活発に働き、消化のためにカラダがエネルギーを消費することをいいます。
実際にどう使われるのかは車に例えると分かりやすいでしょう。
当然ですが車はガソリンをいれなければ走ることはできません。
燃料のガソリンを燃やして熱エネルギーを発生させ、それがエンジンを動かして動力源になります。
もちろんガソリンが切れてしまえばもう走ることはできなくなります。
人の身体も同じように、下記の三大栄養素
がいわば燃料として体内で分解、吸収されてエネルギーを生み出すからこそ、思いのままに活動をすることができます。
必要とされるエネルギー量は年齢や体格、仕事や生活習慣によって異なりますが、すべてのもとは主に三大栄養素から得られるエネルギー源になります。
そして五大栄養素に含まれるビタミンやミネラルは直接のエネルギーにはなりませんが車が動くときの潤滑油として働くためスムーズに動くためのサポートになります。
糖質
糖質は、自動車で例えるとガソリンにあたります。ガソリンがないと車が動かないのと同じように、人間がカラダや頭を動かすために必要不可欠です。
糖質は脳にとってもエネルギー源です。
不足すると、脳に栄養が行き渡らず集中力が低下してしまうので、しっかり補給する必要があります。1日に必要なエネルギーの半分は糖質から摂取する必要があります
タンパク質
タンパク質は身体をつくる筋肉、内臓、皮膚、血液など身体の主要な構成成分。車に例えると、ボディやエンジンの材料となります。このボディがしっかりしていないと、車は速く走れないように、身体の組織をつくる大切な栄養素です。たんぱく質を構成する20種類のアミノ酸のうち、9種類は人のカラダで作ることができない、もしくは作れても少量しか作られないため、食品から摂り入れる必要があります。
脂質
脂質は、糖質同様にカラダを動かすエネルギー源になります。摂りすぎると肥満や生活習慣病になりやすいですが、少量でたくさんのエネルギーに変わる効率の良い栄養素です。
脂質は(1gあたり9kcal)
体温を保ったり、血管などの細胞膜をつくったりするほか、ビタミンの吸収を助ける働きもあります。
エネルギーをつくるしくみは様々であり、エネルギーを確保することがいかに大事か分かります。
エネルギーはまさに生きるチカラですね。
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